「Axie Infinity」での実績
最終更新
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スカラー数:710人(日本と海外のスカラーはおよそ50%ずつ)
スカラーの最高獲得SLP:429SLP/日
スカラーの平均獲得SLP:230SLP/日
スカラーの平均MMR:2,700
※シーズン18の実績です
Axie Infinityではスカラーシップを通じて、多くのプレイヤーにスカラーシップの機会を提供しました。
前述のLGGに所属するトッププレイヤーが、Axie Infinityの攻略法を共有し、シーズン18では、一番安い価格帯でのデッキにもかかわらず、通常プレイヤーの2倍〜3倍の効率でSLPを獲得することに成功しました。
LGGが『Axie Infinity』に参入したのは、2021年7月からです。
ちょうどそのころから、Axie Infinityの爆発的な大ヒットが始まりました。
しかし当時のAxie Infinityには、ギルドとして大きく参入するには経営的なリスクがあったため、LGGでは慎重に制度を設計しました。
ゲームルールの変更による収益の変動リスク
スカラーアカウントのBANによるNFT消失のリスク
スカラーとの契約・税務関係のリスク
タイミングのリスク
これらのリスクに対して、LGGは以下のような仕組みを構築し、リスクヘッジをかけました。
ルール変動リスクに対して:世界トッププレイヤーのshinkeiによる最前線の攻略情報展開
アカウントBANリスクに対して:日本人を中心にLGG内部でスカラー採用することにより回避
契約・税務関係のリスクに対して:税務の専門家を招き、契約書・法務周りを徹底
タイミングのリスクに対して:ゲーム経済圏を分析をかけることで最小化
LGGのスカラーシップでは、前述のプロゲーマーたちが、一番効率の良いデッキ構成や攻略法を研究し尽くして、スカラーに水平展開しました。
その結果、当時の一般的なプレイヤーの2倍-3倍の収益効率を実現させました。
また当時は、海外スカラーの複数アカウント運用が流行し、日本人マネージャーの多くがアカウントBANによるアクシー(NFT)の消失リスクを負っていました。
これに対し、LGGではスカラーを日本人を中心に採用し、海外のスカラーは採用する際には細心の注意を払うことで、リスクヘッジをかけました。
その他、ブロックチェーン領域に詳しい専門家を招き、税務や法務に関するリスクも最低限に抑えました。
特にタイミングのリスクに関しては、
アクシーの供給とユーザーの需要は適切に推移しているか?
SLPのバーン(燃焼)とミント(鋳造)のバランスは適切か?
Axie Infinityの次に流行るゲームがなんなのか?
などを注意深く見ていました。
どれだけAxie Infinityを攻略できていたとしても、経済圏が機能しなくなればゲームの人気は失速してしまいますし、「より稼げる」ゲームタイトルが流行った瞬間に、世間の注目が一気にそちらに注がれることを懸念していたためです。
結果として、Axie Infinityは経済圏の爆発的な成長により、SLPのインフレーションを起こしてしまいました。
LGGの基礎は、このAxie Infinityへの参入によって築き上げられました。
特に、各ゲームの経済圏を人間ドックのように分析をかけることの大切さを学びました。
そしてこの時の経験が、あとの「Pegaxy」や「STEPN」での成功につながっていきます。